紅鮭とは、サケ科に属する魚の一種です。
日本では「紅鮭」として知られていますが、
実は英語圏では「ソッカイサーモン」として広く認識されています。
紅鮭の名前の由来はそのままで、サケ科の中で一番身が赤いからだそう。
そんな「紅鮭」は他の鮭と何がどう違うのでしょうか。
そして、「紅鮭」には他にどのような特徴があるのでしょうか。
今回のコラムでは、今さら聞けない「紅鮭」について紹介します。
「紅鮭」「銀鮭」「秋鮭」?
日本の食卓で親しまれる「鮭」には他にどのような種類が?
ひと言で「鮭」といっても、鮭には様々な種類があることを知っているでしょうか。
ここでは主に日本の食卓にて親しまれる、
「紅鮭」「銀鮭」「秋鮭」について違いや特徴を紹介します。
①「紅鮭」の特徴
身の色:鮭の中でも最も赤色で鮮やかな色合いが特徴。
味わい:身質は引き締まっていますが、ほど良い脂乗りもあり、身の味は旨味が強く濃厚な風味が特徴。
生息地:主にカナダ、アラスカ、ロシア沿岸で漁獲される。天然もののみのため、日本では輸入されていることが多い。
主な調理方法:味が濃厚なので、塩焼きはもちろんフレークや燻製などの調理に適しています。
②「銀鮭」の特徴
身の色:ピンクやオレンジに近い色で、光沢のある身が特徴。
味わい:身質はふっくらとしており、脂乗りが良く、濃厚な味わいが特徴。銀鮭は養殖も盛んで、脂の乗り具合を安定的に楽しむこともできます。
生息地:主に北太平洋沿岸に生息し、北海道や三陸地方など日本国内で養殖されています。養殖技術の発展により、年間を通して安定した供給が可能となっています。
主な調理方法:脂乗りがしっかりしているので、塩焼きがおすすめ。また、刺身や寿司などの料理にも適しています。
③「秋鮭」の特徴
身の色:オレンジ色。紅鮭ほどの赤色ではなく、やや淡い色合いが特徴。
味わい:脂肪分が少なく、さっぱりとした味わいが特徴。味の濃さは紅鮭や銀鮭より控えめですが、調理しやすい魚です。産卵直前が最も旬といわれ、イクラや白子もこの時期が旬。
生息地:北海道を中心に日本沿岸で漁獲される。秋に産卵のために戻ってくるため「秋鮭」と呼ばれています。
主な調理方法:あっさりしているため、そのまま焼くよりもムニエルやホイル焼き、鍋など濃いめの味付けの料理に適しています。
まとめ
「紅鮭」について、そして「銀鮭」「秋鮭」についてご紹介させていただきました。
これらの鮭には、それぞれ独自の魅力があり、時期や料理、好みに応じて適した鮭を選ぶことができます。
今まで料理に合わせて「鮭」を選んだ経験がないという方も多くいらっしゃるかと思います。
この機会にそれぞれの鮭を適した料理でより美味しく楽しんでみてください。
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そのままご飯に乗せるのはもちろん、料理に入れても紅鮭の濃厚な旨味を損なうことなく味わうことができます。
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