さかなの離乳食|鮭はいつ頃から?鮭フレークで簡単レシピ

さかなの離乳食|鮭はいつ頃から?鮭フレークで簡単レシピ

赤ちゃんから幼児へと成長する過程でパパママに立ちはだかる大きな壁のひとつに離乳食があります。作るのも食べさせるのもひと苦労。なかなか楽しめるタイミングは少ないかもしれません。今しかない赤ちゃん期の貴重な期間を少しでも気楽に過ごせるように、この記事では鮭の離乳食をはじめるタイミングや鮭フレークを使った簡単レシピなどを紹介していきます。

鮭の離乳食はいつから始める?

鮭の離乳食のスタート時期の目安や鮭を離乳食に取り入れるメリットについてお伝えします。

初期は避けて、中期から後期にかけて徐々に

一般的に鮭の離乳食は中期(7~8ヵ月ごろ)から後期(9~11ヵ月ごろ)がスタート時期の目安になると言われています。魚の離乳食は白身魚からはじめて、赤身魚、青魚の順に進めていきます。鮭の身はピンク色に色づいていますが、白身魚に分類されているので比較的早めに与えることができます。ただし同じ白身魚の鯛やカレイに比べて脂肪分が多いので、まずは鯛やカレイに慣れた後で離乳食に取り入れるようにしましょう。

月齢ごとの調理のポイント

鮭は消費者庁の「特定原材料に準ずるものの21品目」(特定原材料7品目より少ないが、過去に一定の頻度で健康被害が見られ、表示が推奨されているもの)に含まれている食材です。初めて与えるときは赤ちゃんの体調がよさそうな日の午前中に少量から与えてみるようにしましょう。鮭は生鮭、塩鮭など種類がありますが塩分は控えておいた方が良いので生鮭が理想的です。生鮭が難しい場合は塩鮭を塩抜きのために茹でて使うようにしてください。

中期(7~8ヵ月ごろ)

加熱後に皮や骨を取り除き、身を細かくフォークなどでほぐしてすりつぶしましょう、パン粉くらいの大きさくらいになるようにしっかりほぐします。汁物にしたり水溶き片栗粉でとろみをつけたりしてしっとりさせると赤ちゃんが食べやすいです。固さは舌で潰せるくらいが目安です。

後期(9~11ヵ月ごろ)

加熱後に皮や骨を取り除き、身を5ミリから8ミリくらいの大きさになるようにほぐしましょう。後期はかみかみ期ではありますが鮭はパサつきやすいので調理の際は水分に気をつけましょう。固さはバナナくらい歯茎で潰せるくらいが目安です。

完了期(12~18ヵ月ごろ)

加熱後に皮や骨を取り除き、身を1センチから1.5センチくらいの大きさになるようにほぐしましょう。てづかみ食べをする時期なのですりつぶして肉団子にしたり、一口サンドイッチにしたりと調理方法のバリエーションが広がります。固さは肉団子くらいの歯茎でかめるくらいが目安です。

鮭を離乳食で食べさせたい理由

鮭の離乳食の調理方法などについてお伝えしました。ここからの記事では鮭を離乳食に取り入れるメリットやレシピについて詳しく紹介します。

すくすく成長する赤ちゃんの貴重な栄養源

鮭や魚は全般的に良質なたんぱく源となります。また同じたんぱく源でも肉では摂取できない栄養素を持っています。鮭や魚がもつ栄養素のひとつにドコサヘキサエン酸(DHA)があります。体内では作ることのできない必須脂肪酸で、脳や神経の発達に必要な栄養素ですので赤ちゃんから子どもへと育つ成長時期の離乳食で積極的に摂取することをおすすめします。

鮭は栄養素が豊富

皮膚や粘膜の健康を維持してくれるビタミンB2や、皮膚や髪の毛の成長を促進したり免疫機能を正常に保つ効果のあるビタミンB6など、鮭はDHA以外にも栄養素が豊富に含まれています。

鮭は保育園や給食では定番のお魚

鮭は保育園の給食などにもよく使われるポピュラーな食材です。離乳食時期から入園を考えている場合は、前述のとおりアレルギーなども考慮して入園前に与えておくと安心です。またたくさんの味に慣れておけば赤ちゃんも給食への抵抗感が少し減るかもしれませんね。

超お手軽!鮭フレークを使った離乳食レシピ

魚の栄養は魅力的ですが、わざわざ少量を加熱して皮や骨を取って潰すというのは少し手間ですね。たまにはお手軽な離乳食の日があっても良いと思います。鮭フレークを使えば暑い夏の日でもいつでも火を使わずに離乳食が作れますよ。鮭フレークは塩分にだけ気をつければ離乳食の強い味方です。上手く活用して赤ちゃんとの限られた時間を有意義に過ごしましょう。

中期の後半におすすめレシピ 鮭フレークのパンがゆ

鮭フレークは風味付けのための調味料として使用します。中期の赤ちゃん用の優しい味わいです。

【材料】
・鮭フレーク 小さじ1
・サンドイッチ用食パン(耳なし) 1/2枚
・水 90ml

①無塩の鮭フレークはそのまま、塩分が入っている鮭フレークの場合はお湯を回しかけて塩抜きします。
②耐熱容器に食パンを細かくちぎって入れる。
③水を加えて、ふんわりとラップをして電子レンジ500wで1分30秒加熱する。
④粗熱が取れたら①を合わせてすり鉢などですりつぶす。

後期におすすめのレシピ 鮭フレークのコロッケ風

パン粉はお好みでつかってください。パン粉抜きでも鮭の風味で十分美味しく食べられます。

【材料】
・鮭フレーク 大さじ1
・じゃがいも 1個
・豆乳  大さじ1
・パン粉 大さじ2(お好みで)

① 無塩の鮭フレークはそのまま、塩分が気になる鮭フレークの場合はお湯を回しかけ、しばらく置いて塩抜きをします。
②じゃがいもを濡れたキッチンペーパーでくるみ、その上からラップで軽くつつむ。
レンジ600wで3、4分加熱する。
④粗熱が取れたらじゃがいもをマッシャーなどで潰す。
⑤④に鮭と豆乳を加えてまぜて、3つに分けて成形する。
⑥フライパンでパン粉をきつね色になるまで乾煎りする。
⑦パン粉が冷めたら⑤にまぶす
※加熱方法が茹でる場合でも同じレシピです。

まるたまやのおすすめ商品をご紹介

まるたまやの「焼紅鮭あらほぐし」と「焼鮭ほぐし」は手ほぐしであるため、焼き魚に近い食感と風味が味わえます。また鮭フレークではなく鮭ほぐしであるため材料は鮭と塩だけでいたってシンプル。余計な調味料が入っていません。忙しいパパママの普段の食卓にもおすすめです。

焼紅鮭あらほぐし 4本セット

「焼紅鮭あらほぐし」は、厳選された紅鮭を使用し、沖縄の名塩「シママース」をふり塩して一晩じっくりと熟成させた後、香ばしく焼き上げました。その後、あらくほぐすことで、紅鮭本来の美味しさと食感をそのまま楽しめる逸品に仕上げました。手間を惜しまずに作り上げたこの逸品は、一口ごとに広がる紅鮭の豊かな風味としっかりとした食感が特徴です。

いかがでしたか?この記事では鮭の離乳食についていつから始めるのがいいのか、栄養やレシピについてご紹介しました。常備できる鮭ほぐしや鮭フレークであればいつでも食卓に出せるので大変便利です。ぜひお試しください。

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